ランニング相談室

Q2. 後半のエネルギー切れによる失速への対策は何かありますか。

私は今までフルマラソンに3回出場したのですが3回とも30km以降で大失速してしまい、思うような結果を出すことができませんでした。エネルギー切れのような感じがしました。どうしたら後半の失速を最小限に抑えることができますか?

お名前:匿名 さん/ 30代(女性)

走歴:3年/月間走行距離:150〜180km(週4)

ペース確認とスタミナの向上を図りましょう

要因としては2つのことが考えられます。1つはペースが自分のペースに合っていないということです。前半からご自身にとって適切なペースよりも速いペースで走ってしまっていることが考えられます。レース本番はもちろん日頃の練習からランニングの速度に対する心拍数を意識すると良いでしょう。

心拍センサー付きの腕時計などのデバイスを使って、レース中にチェックしながら走ることで、適正なペースで走っているかを判断することもできます。

2つ目にスタミナ不足が挙げられます。そのため持久系のトレーニングをより取り入れると良いでしょう。持久系のトレーニングはたとえば長い距離のjogやビルドアップ走などが挙げられます。一度に走る距離を伸ばすことがポイントで、トレーニングでより多くの筋グリコーゲンを消費することを繰り返して、体内のグリコーゲン貯蔵量を高めていくことでスタミナを強化するようにしましょう。また同時に、エネルギーを無駄に消費してしまうようなフォームから効率の良いフォームへの改善をおこなっていくことがとても有効です。

(回答者:筑波大学 学生アスリート)

この記事を書いた人
学生アスリート
令和のいだてん
筑波大学 陸上部 駅伝メンバーです。 箱根駅伝出場を目指し日々鍛錬中!

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