パフォーマンスアップ講座

「ストライドとピッチ」の話(3)アスリート10kmを例に

アスリートの10kmの場合を例に、ストライドとピッチによるパフォーマンス(タイム)の成り立ちを説明します。

ストライド10cmの違いが、ゴールタイムでは大きな差となって現われます。「こんなに差がでるの?」と思われるはずです。ストライドが10cmも短いということは、ハンディを背負うことになることと同義です。ストライド差をピッチでカバーすることになるので、体力の増強が必要となってくるのは言うまでもありません。
この記事を書いた人
弘山 勉
 高校から陸上競技を始め、筑波大学時代に箱根駅伝に4回出場。実業団チームに進んでからは 独学で福岡国際マラソン2位の成績を収めた。  指導者になってからも理論を追求するスタイルを貫いている。オリンピック3大会連続の日本代表選手となった妻・弘山晴美を指導し、2015年に男子駅伝監督に就任した筑波大学で、2019年に箱根駅伝予選突破を果たし母校を26年ぶりの本戦出場へ導くなど、そのメソッドには確かなものがある。  豊富な知識と経験を基に、アスリートだけではなく、市民ランナーへのサービスも充実させていきたいと語る。韋駄天ランニングアカデミーは、その取り組みの一つ。主な著書に『最高の走り方』(小学館)、『限界突破のランニングフォーム』(KADOKAWA)がある。

RELATED

PAGE TOP