パフォーマンスアップ講座

「ストライドとピッチ」の話(5)ストライドの伸び率が記録の向上率、厚底カーボンシューズの恩恵についても解説

実は、ストライドの伸び率・短縮率と記録(タイム)の向上率・低下率は同じになります(ピッチが同一の場合)。※YouTube動画で解説

「ストライド×ピッチ=走速度」なので、当たり前ですが、この事実を理解すると、フォームのことを真剣に考えなければと思うはずです。ストライドの伸びがダイレクトに記録の伸びに繋がるのです。
その観点で、厚底カーボンシューズについても解説してみました。厚底カーボンシューズを着用すると、なぜ記録が伸びるのか?その答えは一目瞭然です。

この記事を書いた人
弘山 勉
 高校から陸上競技を始め、筑波大学時代に箱根駅伝に4回出場。実業団チームに進んでからは 独学で福岡国際マラソン2位の成績を収めた。  指導者になってからも理論を追求するスタイルを貫いている。オリンピック3大会連続の日本代表選手となった妻・弘山晴美を指導し、2015年に男子駅伝監督に就任した筑波大学で、2019年に箱根駅伝予選突破を果たし母校を26年ぶりの本戦出場へ導くなど、そのメソッドには確かなものがある。  豊富な知識と経験を基に、アスリートだけではなく、市民ランナーへのサービスも充実させていきたいと語る。韋駄天ランニングアカデミーは、その取り組みの一つ。主な著書に『最高の走り方』(小学館)、『限界突破のランニングフォーム』(KADOKAWA)がある。

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